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ツェルト実技講習

kitatetu

日 時 2025年1月26日(日)

場 所 日和田山周辺 

天 気 晴れ

参加者:Uf(L)、St、Im、Nk、Sr  Oy

行 程:910高麗駅~日和田山東屋~1210見晴らしの丘1230~女岩~1610高麗駅


久しぶりのロープワークである。ツエルト講習に至っては、高尾の実地講習と机上講習とで、3回目の学習会となった。行きの電車は、西武秩父の長瀞行、東飯能駅から大勢の観光客で混雑し、高麗駅もマラソン実施の為、登山口へ着くまで多少の時間を要した。

2種類の張り方と緊急時のビバーク、山行時のトイレ活用、搬送の仕方等について。

3人1組(Nk、OY、Sr)で、張ってみよとのお達し。自分がロープを持っていたので、高尾実習の時の様に、一方の木にもやい結び、もう一方に自在結びで結んでみようと思ったが、もやい結びは分かりづらいという意見から、グローブヒッチを使う事にしたが、太い幹はロープをまわすのが大変という事も有りスリングにカラビナを通し、張り具合を調整した。

反対側はエバンスノットで固定。張られたロープにマッシャーでツエルトを吊る。四隅も止め側面も張る。できあがったテントに入ってみると風が遮られて暖かだった。1~2人用でもギリギリ2人はいけそうで、荷物も置けそうだった。 

緊急時のビバークとして皆でツエルトを羽織ってみたり、端をお尻に敷いて被り、ドームのようにして風避けにもなることも実感。顔が近くになって良い空間だったので話し込んでしまう。気を取り直し寒い外へ。その他ツエルトの利用として、稜線や雪山などでのトイレ利用などのお話を頂く。

2つ目は、各自で張ってみるストック利用である。机上講習でUfさんに教えて頂いた自在結びの張り綱で、ストックと高さを調整しながら左右に固定する。これがなかなか難しく位置と高さが決まらず、固定したと思ったら反対側が倒れたり。が、時間は掛かったものの何とか張れ、自分も合格を頂きホッとする。 前実習時にプラスチックペグの情報をStさんからお聞きし入手しておいたが、土が柔らかく深く入り込みすぎ行方知れずになったのと、折れた等で、2本使えなくなってしまった。設置面土にも、気をつけた方が良いという教訓だった。 救急搬送では、傷病者等の運搬にツエルトを使用し、担架代わりとして運ぶ方法を教えて頂いた。

ツエルトを長方形に形を整え、頭側左右に1名ずつの2名と脇に両側の左右に2名、足側1名で、生地裏からスリングで石をグローブヒッチで包み、搬送者の簡易ハーネスのカラビナに短めに引っ掛け、同時に持ち上げ移動した。これはなかなか腰にきた。人とは重いもの。このまま下山は難しいと思われ、まずは安全な場所に移動し、救助を待つ等の対応に覚えておきたいひとつと思った。

午前の部は以上で、とても有意義な時間でした。ツエルト講習は、緊急時もありますが、いろんな事に活用できるので、常に山に携行し身近に使っていきたいと思いました。

 
 
 

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