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正月の三ツ峠山

kitatetu

【 日 時 】2025年1月5日(日)

【 場 所 】御坂山塊: 三ッ峠山(開運山1785m)

【 天 気 】晴れ

【メンバー】Te

【 交 通 】(往) 国立駅5:19=6:19大月駅6:32=7:03三つ峠駅

 (復) 河口湖駅13:31=14:34大月駅14:47=15:48立川駅15:52=15:54国立駅

【 行 程 】

三つ峠駅(標高617m)7:08-7:59達磨石(登山道入口)8:03-8:31股覗き8:36-8:41馬返し8:50-9:18八十八大師9:24-9:53三つ峠山荘9:55-10:05三ッ峠山10:27-10:41木無山10:43-11:26送電鉄塔11:30-11:40霜山11:53-12:37天上山展望台12:40-13:00天上山公園入口-13:09河口湖駅(標高857m)

(全行程15km、所要6時間1分、ヤマレコらくルートによる標準タイムは9時間2分)

 

【 記 録 】

正月休みの最後の日に1日もらって、3年ぶりに三ッ峠山に登った。

コースは前回(この時は5月)と基本的に同じで、富士急行線三つ峠駅から歩き始めて三ッ峠山頂(開運山)へ、そこから南に延びる尾根を下り、天上山を経て河口湖駅まで歩く。但し、電波設備など人工物林立で休む場所もない御巣鷹山は今回省略した。

 ひっそりとした三つ峠駅を下りてここから山に向かう人は自分一人。駅も無人ならそこから登山口まで道行く人はなく、山に入ってからも八十八大師の先で先行者に追いつくまで誰にも会わなかった。屏風岩の辺りではちらほら下山者とは会い、木無山からの山小屋周辺で2,3人、開運山山頂では入れ替わり都合5,6人の人が居た。屏風岩にクライマーの姿も声もなかった。木無山の南の肩にある展望テラスが一番の賑わいで、犬連れグループを含む10人ほどが居た。河口湖への下山路では5,6PTすれ違ったと思う。

 全体としては静寂の山歩きだが、その後予想はしていたものの、ロープウエイの着く天上山直下の公園で喧騒の観光地と化す。ここでも外国人観光客が多く、日本語がなかなか聞こえてこない。河口湖駅にしても然りであった。

 登山路、下山路共に基本的に整備は行き届いていて歩き易い。注意点を強いて挙げると、沢を渡るところの凍結と斜面が軽く崩壊しかけている箇所があった。この時期軽アイゼンが必須装備とは思うが、今回は出番なし。

 展望は期待通り、それ以上であった。三つ峠駅から山頂に至るまで、見えるべきところで全て見事に、雪を頂いた富士山が見えた。さらに山頂では南アルプス主要全山に八ヶ岳や奥秩父の山など贅沢な展望だった。ただ、南向きの尾根を伝い富士山に近づく下山路では、富士山を眺めながらずっと歩ける様に思われがちだが、概ね樹林に隠れて富士山などが見えるスポットは限られている。その下山途中では富士山に雲がまとわり始めて隠れるに至ったが、その後再び全身を表すのもにくい演出と思えた。


 
 
 

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