新緑の滝子山
- kitatetu
- 2 日前
- 読了時間: 3分
日 時2025年5月5日(月) 晴れ
メンバーSo、Iu、Eb、Ok
行 程
八王子6:35 ⇒ 笹子 7:35 / 7:55 … 吉久保入口8:09 … 道証地蔵
9:03 / 9:15 … 曲り沢峠分岐10:45 … 滝子山・大谷ヶ丸分岐11:55 …
滝子山12:20 / 13:00 … 滝子山三角点13:05 / 13:12 … 檜平13:50 … 穴沢山分岐14:32 …水場14:58 / 15:15 … 林道終点15:50 … 藤沢16:10 … 初狩駅16:34 / 16:52 ⇒ 高尾17:42
滝子山を初めて歩いた。笹子からすみ沢コースを登り、檜平コースで初狩に下った。ゴールデンウィークの晴れた日の電車は混んでいたが、始発の八王子からどうにか座って笹子まで1時間。沿線には桐や藤の淡い紫の花が緑に映えていた。
笹子駅では10名ほど下車。静かな駅前には「笹子隧道記念碑」の大きな石碑が立っていた。駅から甲州街道を東に行った吉久保入口のバス停を左に曲がり、道なりに中央高速の陸橋を渡り、林の中の道に入って行く。途中に熊除けの立派な金網の柵の扉があった。しかし、ずっと舗装された道路で乗用車も上っていく。こんなことならタクシーを頼めば良かった、と言いながら登ること1時間でやっと登山口に着いた。

登山口には道証地蔵があり今日の無事を祈って登山道に入った。沢まで降りて木橋を渡る。道は全体に歩きやすいが、トラバース道が多くまた落ち葉も積もっていて細心の注意が必要だ。モチガ滝分岐からの迂回路がこのコースで一番傾斜がきつかった。しかし、道端のヒトリシズカやスミレ、新緑の林の間から垣間見える富士山に癒された。曲り沢峠から右に向かう道の左側に白い砂地のような土がむき出しになった崩壊地があった。しばらく行くと防火帯となり開けた気持ち良い道になり、振り返れば白い八ヶ岳連峰がくっきりと見えた。鎮西ヶ池の祠を過ぎて急坂を登ると細長い滝子山の山頂(1620m)である。
山頂ではすでにかなりの人が休んでいた。残念ながら富士山周辺には雲がわき、山頂付近の雪の縞模様がわずかに確認出来ただけだった。ここまで4時間位。下りも長丁場なのでゆっくりとランチタイムをとった。

山頂から下り、三角点峰(1590.3m)を越え初狩駅へ。急坂の下りが続く。すみ沢コースより全体に傾斜がきついように感じた。途中には鮮やかな紫のミツバツツジがあちこちに咲いていた。女坂を下りやっと少し平坦な檜平に着いた。さらに新緑の中を下り、振り返れば木々の間に滝子山が見えた。水場を過ぎた後は沢沿いの道で、渡渉や木橋で沢を何回か渡り林道に入り藤沢集落側の滝子山登山口に着いた。藤沢子神社からは集落の中の道を下り、中央高速のガードをくぐり、富士見沢橋で笹子川を渡り、初狩駅に到着した。予定の電車に乗れたものの混んでいたがどうにか座れた。大月からはかなりの混雑になり高尾駅に着いた。
滝子山は大きくて行程が長い山だと聞いていた。その通り行程8時間半、20km弱、約3万歩。何のトラブルもヒヤリハットも無く、歩き通すことができた。皆様お疲れ様でした。
Comments