坪山・イワカガミの花の道
【日 時】2023年4月24日(月)
【坪 山】坪山
【参加者】Se(L)他3名
【天 気】曇り
【行 程】高尾駅8:01=上野原駅8:25/8:50 =9:42八ツ田バス停
登山開始(590m)10:00 …11:15イワカガミ群生地…12:00坪山山頂(1102.7m)12:30…13:55阿寺沢分岐…14:00びりゅう館(540m)学校前バス停15:41=16:32上野原駅
[歩行時間:4時間]
ヒカゲツツジもイワウチワも、もう終わったとはいえ、休日は大混雑しそうなので、月曜日に山行を決定。当日朝、上野原駅バス停に並んだのは20-30名ほどと少なかったので、拍子抜けした。
歩き始めは緩やかなトラバース道だが、30分ほどすると尾根に上がり、次第に岩混じりの急坂となった。最初にヒカゲツツジ群生地の看板が現れるが、花は見当たらない。でも見回すと、枝の先に芽吹いたばかりの柔らかい葉を付けた、切れ長の葉が特徴のヒカゲツツジがあちこちにある。それが山頂付近まで続いていて、ヒカゲツツジのトンネルのようだ。花が満開であれば、さぞ素晴らしいだろう。次にイワウチワ群生地の看板が現れた。花は落ちて無いが、小さな葉が残っている。群落はそれほど大きくはないが、あちこちにある。次に、いよいよイワカガミの看板が現れた。
最初はそれほどでもなく少し心配したが、登っていくにつれて花を付けた群落がどんどん増えて、足元の左右にあちこちにあって、歓声が次々にあがる。撮影に忙しい。直径1-2cmほどの小さなピンク色の花のかわいいこと。ちょうど良い時に来た。ただし、登山道は、急峻で、岩の角を掴んで手足を使って登るところも数か所あった。途中には、ミツバツツジや、花が萎れかけたヒカゲツツジ、シロヤシオも垣間見られた。花の多い山だ。
山頂は、展望が良く、富士山も見えた。狭いが、入れ替わり立ち替わり30-40名ほどいただろうか。昼食後、下りにかかった。山頂直下の30分くらいは、登りのコースより岩は少ないが、ザレて滑りやい道で気が抜けない。数か所にロープが張られていて、それに掴まって下った。周りはアセビの木が多かった。
やっと少し傾斜が緩んできて、大小のピークを越えるアップダウンが続き、次第に、広葉樹とヒノキの植林の間を行く気持ちの良い道になった。阿寺沢の分岐を過ぎて、下山口が近づくと、登山道の脇にピンク色のイカリソウがたくさん咲いていた。下山口のびりゅう館で、評判のお蕎麦と山菜の天ぷらを食べることが叶った。帰りのバス停に並んだのも20-30名ほどで、余裕で座れて駅に向かった。
易しく登れる山ではないが、イワカガミが見られて大満足だった。いつかヒカゲツツジのトンネルも見てみたいものだ。
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