清明盤 読図ハイキング
日 時:2024年12月23日(月)
場 所: 大月 清明盤
メンバー:Em、Sar
天 候: 晴れ
行 程:田無瀬バス停748~寬城のカエデ~1024灰焼場~1116セーメーバン1126~
P867~1210灰焼場1217~1351ユルギ~コワタ山~1357田無瀬山~1440田無瀬バ
ス停 (6時間53分、9.2km、休憩含)※大洞岩省略。
宮地山、大垈山を含んだ読図コースも情報を得ていたが、日も短いこの季節という事で、こじんまりだが、田無瀬からセーメーバンを周回するという廃道コースを計画してみた。
当日は冷え込み厳しかったが、霜、雪等はなくカサカサとした枯れ葉の中を歩く、時折冷たい風が吹き付けるのみの天候だった。田無瀬でバスを降りると、バス停の横に「寬城のカエデ」の道標が立っていた。その矢印方向にそのまま入っていく。遊歩道なのか山道なのか分からないが、歩かれてない感が漂っていた。地図記載の道ではあるようだ。一旦道路に出て、七保町に入るとEさんからこの町で11月に熊が出た事を聞かされ慌てて熊鈴を付けた。登山口なるところには、十王堂が建っていた。

少し登り民家の横の祠の裏手から、尾根に取り付く。550m付近までは、踏まれた道であったが、次第にトレースがなくなり、急登になった。尾根を登るだけなので、何処を歩いてもいいのだが、枯れ葉の海で掴まる木もしっかりしたものがなくなり、ストックと足場で我慢して登るしかなくなった。700mPで、初めての人工物、保安林の看板をみる。見晴らしが良かったので少々休憩し息を整えた。その後は緩やかに登り、830mPで灰焼場。黄色杭と標石があるのみだった。コンパスを当て、帰りの南方向を確認した。灰焼場を過ぎ867P地点は、何もなかったが、南側には遠く富士山が望めた。セーメーバンに到着。11:16。一息つき灰焼場まで戻る。途中富士山の眺めの良いところで昼食。灰焼場からは、やや南西方向に下り分岐尾根に気を付けつつ南東方向へ下りていく。倒木が多く、跨いだり避けたりしていくと、やがて道らしくなっていた。628Pから599Pまでは、小ピークが4つほどあり、巻き道もあったが、方向を確認する為ピークを踏んだが、何も見当たらなかった。

ユルギは、分からないうちスルーしてしまい、小和田山は、セーメーバンへの道標と金比羅の石標があったが山名道標はなし。535Pの田無瀬山は、ログでは踏んでいた様だが、これも分からず通リ過ぎてしまった様だった。628P~599Pの小ピークの流れは、だらんとした尾根の繋がりが、読図としては面白いと思った。またセーメーバンから灰焼場間で熊棚らしき物をみたが、あれは本物だったろうか。冬の雑木林の読図も静かで、良いものだった。スライドした方は無し。ピンクテープも極度に少なく、人工物も少なかった。
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