春様相の入笠山のんびりハイク
【日 時】2023年3月15日(水)
【場 所】入笠山
【天 気】快晴 微風
【メンバー】Se 他2名
【行 程】立川7:21=小淵沢8:53/9:02=富士見9:10/9:15(バス)=富士見パノラマリゾート9:25着
ゴンドラ山頂駅10:05・・・・入笠山山頂11:10/12:10・・・・ゴンドラ山頂駅13:40富士見パノラマリゾート15:00(バス)=富士見駅15:15/15:29=立川駅17:38
日帰り、公共交通機関利用、あまりハードでなくゆっくり歩いて登れる雪山、更に雪のかぶった山々の眺望が楽しめ山と、雪山経験の少ないメンバーによる欲張った要望。となると北横岳や車山そして入笠山などが考えられる。今回は雪山初級の山とも言われている入笠山へ。今年の3月は暖冬の影響もあってか、例年になく各地で雪解けが早いと聞く。調べてみると入笠山も同様で、すでに湿原の木道が表れているとのこと。同行者には雪山歩きは、あまり期待出来そうもないようだと伝えての取り組みとなった。
スキーコース外の下部樹林帯に雪は見られない。しかし、ゴンドラから雪のかぶった八ヶ岳を眺めながら高度を上げると樹林帯斜面に残雪が目に付くようになる。山頂駅の気温表示は-2°となっていて寒い手袋をつける。朝方、電車からの鳳凰三や甲斐駒ヶ岳は雲の中だったが時間経過とともにだいぶその姿が大きくなってきている。早速準備し歩き始めるとすぐに樹林帯に入る。
登山道は雪道で凍っていて歩きづらい。少し進み湿原の木道から登山口へ入ると雪面の登山道となる。積雪は予想していたよりかなり多いようだ。同行者はアイゼンを装着しての歩行となる。空は時間経過とともに予報通り青空となり雲が全く見当たらない、風もなく木々の間からの景色を楽しみながら進む。この時期の雪面歩行は反射が強くサングラスを付ける。途中薄いシャツ2枚でも暑い。
平日と言うことからか、会う登山者は少なく単独者か二人連れ登山者に時々会う程度である。休憩もなくのんびり歩いているとあっという間に山頂である。思わず目の前の光景に「わぁーすごい」と言ってしまう。山頂には3人の登山者がいて、それぞれ撮影に忙しいようだ。
予想通りの360°の絶景だ、感動を覚えるほどの眺めの素晴らしさだ。南・中央・北のアルプスの山々・さらに八ヶ岳・秩父、もちろん富士山も、どこを眺めても雪をかぶった山々が一望できる。今日の天候に感謝である、風もなく暖かく何時間いても飽きることのない眺めだ。すぐに下るのはもったいないと、まったりとお茶を飲みながら1時間の大休止を楽しむ。下りは少しコースを変えながら下り、時間もあり、のんびりと時にはシリセードしたり雪山を楽しむ、さらに寄り道しながら下る。短い時間の雪山ハイクであったが、快晴に恵まれ、360°の眺望が楽しめたことに同行メンバーにとっても、少しだが雪山の気分を味わうことのできた一日になったことと思う。
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