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執筆者の写真M.H

身延山から粟倉山縦走

日程:2020/12/25

メンバー:M.H

8:30 身延山BS→9:40 大光坊→10:50 身延山→12:40 粟倉山→14:30 波高島駅


この日は年末の休暇を早めにとって連休で雪山に行く予定だったが、事前の準備が進まず、大掃除などもあるということなので日帰りに変更。18きっぷの消化もあるので普段だと足が向きづらい身延山にし、せっかく電車で行くのだからと周回でないルートを模索して粟倉山経由で波高島に下山することにした。


駅前から身延山行きのバスに乗る。高校で生徒たちが降りると貸し切り状態になり、すぐに終点の身延山バス停に到着。平日なのでさすがに人気は少ないが、普段の週末なら観光地としてにぎわっていそうな雰囲気。バスで通り過ぎた総門や降りてすぐの三門など、立派な佇まい。以前登った七面山と同じく日蓮にゆかりのある山寺ということだが、七面山よりずいぶん立派な印象だった。


三門をくぐっていきなり急登の石段登り。段差が大きく、辛い。この日の陽気も手伝って、あっという間に汗が噴き出すが、境内の手水舎でクールダウン。境内には立派な建物が立ち並んでいるので、少し寄り道して観光していく。年始には人が集まるのだろうが、この日は閑散としていて写真を撮るのにはうってつけ。軽く散策して裏手の参道へと進む。


参道は舗装道で、車に合わせて無駄にくねっているので思ったよりも高度が稼げない。すぐ着くかと思っていた大光坊まで登山口から結局40分ほどかかってしまったが、その後はまっすぐな道になり、1時間ほどで奥の院に到着した。眺めも良くてベンチもあるのでここで一休みし、山頂を目指す。山頂の一番高い所には山頂標識はなく、少し下った北側展望台に標識はあった。眼前には南アルプスの山々が見えるはずだったが、雪雲らしき雲に覆われ、見たかった高峰達を望むことはできなかった。少し写真撮影をしていよいよ粟倉山方面へと下山する。



身延山から先は最初こそ鉄塔点検用の林道跡のようなものがあり歩きやすいかと思ったが、鉄塔を過ぎるとすぐにそれはなくなった。それでも最初はまだまだ普通に歩けていたが標高点914m前後あたりから痩せ尾根、急坂が続き、落ち葉などの影響もあって緊張を強いられる。時間はかかるものの、途中からは持ってきていた10mの補助ロープと立木を使って下りることにした。粟倉山の鞍部にたどり着いて、ようやく一安心かと思ったが、粟倉山山頂からの下りもいきなり急坂。はじめは東の尾根のほうへと進んだが、すぐに急坂になるのでやや強引に北側へ降りる。この辺り、ピンクテープが進みたい方向でないところも多く、明瞭な尾根でもなかったので、現在位置を確認しながら進んだ。しばらくするとようやく明瞭な尾根道になり、尾根沿いに進み、最後はゴルフ場が見えてきてようやく下山。


14時前に駅につけばもっと早く帰京できたのだが、後半にてこずった上に、1時間時間を勘違いしていたので途中でコンビニによって腹ごしらえをしていたこともあって間に合わず、時間が余るので一度身延へと戻って散策してから帰京した。

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