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執筆者の写真M.H

転進、白根隠山

更新日:5月3日

日程:2023年12月3日(日)

天気:晴

メンバー:H、他1名


05:03駐車場 - 7:00外山鞍部 - 08:12前白根山 - 09:14白根隠山 - 10:48五色山 - 11:21国境平 - 13:04中ツ曽根登山口 - 13:17駐車場


今シーズン始まったばかりで軽めに雪山が楽しめそうなところは中々好天に恵まれないが、この週末は天気が良さそうだったので雪山を楽しめそうな奥白根山とする。まだ菅沼まで車で入れるが、人が少なそうな湯元からのルートを選択。当初、往路は未踏の中ツ曽根を回るルートとしようとしていたが、週始めの予報よりも天気の崩れが早そうだったため、早めに稜線に上がって景色を望めそうな白根沢コースを往路にとり、前夜発をすることにして登山開始時間を前倒しすることにした。


駐車場で準備を済ませ、ヘッドランプをつけて登山開始。月明かりもあって迷うようなところはなかった。まだまだ雪不足で小石や草が露出していて満足に滑られそうにないゲレンデを横切り、30分ほど歩くとようやく登山道+急登が始まる。眺望はほぼないものの、冬枯れした木々の合間から日光連山が見える。ひとしきり登った天狗平付近からはご褒美タイム。以前、雪を纏った奥白根山を前白根付近から撮った写真を見たのがきっかけで来たときには天候不良で何も見えなかったので、感慨もひとしおでテンションが上がる。しかし感激もつかの間、同行していたKさんの調子が上がらず奥白根山はやめておくと言われる。別行動でもいいと言われたが、雪山での別行動は気が引けたので後ろ髪引かれる思いで奥白根山は断念し、代わりに白根隠山(この時点では山名は認識せず)まで行ってみることを提案、行けるところまで行ってみることにする。



五色沼避難小屋分岐から先はトレースがなく、自分自身歩いたこともないルートなのでこれはこれで楽しい。願わくばもっと先の錫ヶ岳、さらに皇海山、袈裟丸山と繋げたいが、ひとしきり静かな稜線を楽しんだあとは五色山方面へ戻る。前白根山の登り返しは割愛して基部からトラバース気味にショートカットして尾根に出て、しばらく歩くと五色山に到着する。五色山から奥白根山の眺めは良いのだがこの頃には灰色の空が広がっていたのが残念。



五色山から下山ルートはトレースこそしっかりついていたものの、積雪量が多く踏み固められていない。国境平から先は1名分のトレースしかなく、想定通り人通りは少なそうだった。幸い少し進むと積雪量は減り、歩くのに支障はない程度までになった。笹に覆われたルートということでルートファインディングに懸念があったが、一応夏道があるというだけあって迷うようなところはなかった。ただ、暗くなってしまうとわかりづらそうなところはあったので、早出+目的地変更で早めに下山できたのは幸いだったかもしれない。想定外の目的地変更だったものの満足の山行だった。

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