3000Mの風に吹かれて 北岳

　　7月　　19日　甲府駅10:05＝12:00広河原～14:40白根御池　

　　　　 20日　白根御池4:46～6:57肩ノ小屋～7:45北岳8:20～10:30白根御池11:10～

　　　　　　　　　　13:10広河原14:00＝16:00甲府駅

メンバー　　　M単独

久し振りに梅雨明け10日の晴天が期待できそう、急遽白根御池のテント場を予約。

甲府のバスターミナルでビックリ、登山者がいない、一瞬乗り場を間違えたかと。

結局、夜叉神で一人降り、広河原には私を含め二人だけ。

テント場も10張程度どゆったりしたもの。

翌日は、標高差で登り1000M、下り1700M、極力荷物を減らし、草スベリへ向かう。

小太郎尾根が近ずくとお花畑になり、気分一新。

稜線上は人も多くなり、岩尾根にチョウノスケソウを見つけ、時期を逸したキタダケソウの代わりとする。

半世紀振りの頂上、標高が１M高くなり、3193Mになっている。

3000Mの風に吹かれて、静かな時間を過ごす。

北岳を越えていく人をまぶしく見ながら、無理をせず、来た道を引き返す。

当初は16:30の最終バスの予定だったが、14:00のバスにも余裕で間に合いそう。

登った満足感より、何か寂しい気になってくる、山でこんな気分に襲われたのは、初めてだが、70を過ぎた山とはこんな世界なのかもしれない。

6時には家に帰り、美味しいアルコールを楽しんでいる。

北岳　本当にすぐ傍の山だったのだ。