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ナイトハイク&ビバーク(小仏城山東尾根)講習会

日 時:2024年10月26日(土)

場 所: 高尾 城山周辺

参加者:LS、W、St、ui、O、Sa、Kn、Em

行 程:高尾駅北口14:12→日影14:23…東尾根入口14:35 …446m圏峰15:05 …621m日影乗鞍

15:38…15:43鞍部(ツェルト設営講習)17:00…17:25小仏城山 17:50…小仏峠18:12…

小仏峠入口18:36…19:00小仏バス停19:40→20:00高尾駅北口

 

ナイトハイクとツェルト設営の講習への参加は、一昨年に続き2回目である。どんよりした曇り空でこの季節にしては蒸し暑い。高尾駅を昼過ぎに出るバスにはさすがに他の登山者はいない。

日影の東尾根入口から沢を渡り急斜面の尾根道を登って行く。すでに薄暗い登山道では、トレランで下山するグループと地図読みの団体とすれ違う。空気は湿り小さな虫が飛び交っている。初めの急斜面を過ぎ、緩やかな尾根道を1時間ほど歩いた621mのピークを下った杉林の鞍部で、ツェルトの設営講習がおこなわれた。

3人一組で二張り(ストック利用とロープ利用の方法)を設営することになった。まずはストック利用の方法。なるべく平な場所でツェルトを広げて四隅をペグで固定。ストックの先端にツェルト上部のループを巻き付けて張り綱を左右にひろげてペグで仮固定。反対側も仮固定してから張り綱を調整して固定する。3人でやるとスムースにできる。また、ツェルトの側面中央あたりの内側に置いた石を、グローブ・ヒッチで巻いてその張り綱をペグで固定すると内部を広くできること、支柱となるストックは、先端を下にして地面に突き刺すとより安定するので、ツェルトの入口側では有効であることなどを学んだ。ロープ利用の方法は初めてである。ロープを二本の木にグローブ・ヒッチで結び、マッシャー結びの端の輪をカラビナでツェルトのループに固定し、張り綱で四方を固定した。ロープの高さと張り方がツェルトを綺麗に張るコツだ。二本の木(支柱になる)の距離が離れすぎているとロープが弛んでしまいツェルトも弛んでしまう。最後に皆が設営したツェルトの品評会を行った。それぞれの張り方やこだわりがあり、いろいろな気づきや学びがあった。ツェルトにも、底の固定ループが四隅だけでなく側面にもあるものや、側面中央にすでにループが付いていて石を探す必要がないものがあることを知ることができた。百聞は一見に如かずだ。

すでに日没は過ぎ、ナイトハイク本番となり城山に登り夕食をとった。ぼんやりした向こうに街の明かりが見える静かな城山である。風は全く無く寒くない。ここでは、いつも持ち歩ける小型で軽量なバーナーやクッカーの話があった。百均でも調達できるそうだ。

お腹を満たして小仏峠へ下った。途中、前方からライトの明かりが見えてびっくり。向こうもびっくりしただろうが二人とすれ違い、小仏峠には自転車が置いてあった。峠からは急坂を下り、登山口についてホッとした。予定より早めにバス停に着いた。

街の明かりに慣れていると、漆黒の闇の山中は恐怖であり緊張する。熊出没も気になった。しかし、今回のツェルト設営もナイトハイクも実り多く、無事に終えることができた。皆様、ありがとうございました。

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