ナイトハイク&ビバーク講習
- kitatetu
- 2023年11月1日
- 読了時間: 4分
日 時:2023年10月14日
場 所:高尾 南尾根
天 気:晴れ時々曇り
参加者:Se(L)、Su、Ta、Nk2
コース 高尾駅13:00(タクシー)=大垂水峠13:20/13:25・・・大洞山13:52/14:08・・・沢山近辺(講 習)14:35/16:15・・・西山峠16:50・・・三沢峠17:12/17:19・・・草戸山17:41/17:52・・・四辻 18:59・・・高尾山口駅19:13
これまで私が参加した会のナイトハイクはいずれも小仏城山から高尾山の稜線上で行われていたが、人も少 なく、分岐も多く、下り一辺倒ではないということで今回は南高尾での実施とした。 大垂水から大洞山に上がるまでは下山者とのすれ違いがあったが思ったほどではなく、また総じてランナー も少なかった。 真っ暗になると、ただでさえライトの照らす範囲に視野が限られるが、登りの斜面が立ちはだかる壁のよう に感じたのには驚いた。もっと緩やかな道筋があったはずなのに…と思いながらも周りを見渡す余裕もなく 目先の斜面に取り付いてしまった。何度も歩いている道、心強い先輩方と一緒であってもこんなに心許無い のだから、見知らぬ山道で一人だったらきっとパニックになってしまうだろう。草戸山で夜景を楽しんだ後 は、似たようなアップダウンを繰り返し、ようやく四辻に到着。街の灯りがチラチラ見え、夕飯の匂いも漂う中、真っ暗な斜面を最後まで気を抜かないようにと声を掛け合って下山。昼間とは打って変わってひと気 のない高尾山口駅の駅舎の明かりが殊更に眩しく感じた。 今回はビバーグについても教えを乞いたいと事前にSeさんに願いし快諾して頂いた。資料までご用意頂いてありがとうございます。

参加者全員が一斉にツエルトを張る場所は南高尾では限られることから、ビバー グの手段として実施できればと考えていた。だが幸運にも中沢山を巻いた付近で良い場所があり、各々が適 当と思う所に設営することができたのだ。貴重な経験ができて、私は反省することばかりだったが、それも 含めてとても面白かった。 今回ビバーグに関して学んだ点は以下の通り。 ①判断は早めに 日没の30分前にはビバーグの決定をすると一般的には言われるが、怪我の有無や季節、天候によって判断は 分かれるだろう。今回Seさんが15時にはビバーグの決定をすると仰っていたのでその時間に合わせて練習 を実施。私は不整地での設営は初めてだったのでとても時間がかかった。また「秋の日は釣瓶落とし」日没 30分前ではとても間に合わないと思った。 ②大事なものは水、そして燃料 ビバーグを決めたら、全員で水と食料を出し合って食料計画を立てる。今回はそれぞれどの程度の水分を 持っているか出し合ってみた。そして燃料。日帰り登山でガスやコッヘルを毎回持つのは億劫だが、小さな 固形燃料とライター、シェラカップを持っていれば、いざという時に暖も取れるし、温かい物を口にでき る。Seさんから固形燃料のスイスメタを見せて頂いたが、残念ながら現在日本では発売中止となっているよ うだ。 ③ツエルトを貼る場所が大事 風雨が避けられて、枯損木がなく、水も流れ込まず、平らな場所。これを探すのが難しい。私は散々迷った 挙句、ほど良い間隔の2本の木がある場所にした。つまり張りやすそうな場所に飛びついた。だがいざ張っ てみると微妙な斜面のために底面の片側がペグで固定できない、下には棘のある植物が生えているという、 良いところなしの場所であった。他の方達は場所を優先させ、ロープや細挽きなどを使って工夫、美しく 張っていた。もちろん緊急時は張りやすさも大事だろう。でもせっかくの学びの場で、経験豊富な先輩方が 手抜きなしでチャレンジしている中、こんな安易なやり方でお茶を濁そうとした自分が情けなく恥ずかし かった。大事なのは自分が一晩、もしかしたらそれ以上の期間、少しでも快適に過ごせる場所をどう確保するかということ。頭では理解しているはずの当たり前のことが、本当には分かっていなかった。ということ に今回気付かされた。亀の歩みですが、一歩ずつ身につけたいです。今後ともよろしくお願いいたします。 ツエルトを片付けた後、Seさんのファーストエイドキットを見せて頂きながら、装備の話をした。経験を重ねた上でのそれぞれの工夫が垣間見えて、普段の山行ではなかなか得られない気づきに満ちた貴重な時だった。
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