top of page
検索

六ツ石山 ゆっくりハイク

kitatetu

日 時 2024年12月7日(土)晴れのち曇り

場 所 奥多摩 六ツ石山

メンバー St・Ok・Em・As・Oy・Sy・Tj・Uf

行 程 水根8:25~トオノクボ10:45~六ツ石山11:35/12:05~三ノ木戸林道分岐13:00

      ~六ツ石山登山口14:40~奥多摩駅15:25

 前日までの暖かさから一転東京も寒気に覆われ今朝は冷え込んだ。きりっとした空気で身が引き締まる。今年は山にあまり行けなかったので、標高差1000m以上の今日の山は、私にとってはかなりハードな一日になりそうだ。参加メンバーが2人不参加になり8人パーティーになった。久しぶりに山仲間との山行を楽しみたい。

 奥多摩駅では奥多摩湖行きの臨時バスに乗り込み水根で降車。支度をして予定より少し遅れて出発する。ゆっくりペースで歩いてくれるのが好評のOkさんに先頭をおまかせする。舗装された林道を行き、六ツ石山登山口から民家の脇を登ると急登が始まる。中間地点の「トオノクボ」までが今日の踏ん張りどころだ。どこまでも続く針葉樹林帯の急登は代り映えしない景色のせいでとても長く思えた。周りが葉を落とした広葉樹林になって明るくなると、道は尾根を外れ右方向に曲がってトオノクボに着いた。右手には昔歩いたことのあるハンノキ尾根がのびているが、破線ルートなので道標にはそっち方向の案内は無い。トオノクボの表示がどこにも無いのが不思議だ。ここから六ツ石山頂までは緩やかな登り。防火帯の登山道は踏み跡が分からないくらい落ち葉が積もっていた。木々の隙間から富士山や遠くの山が見え気持ちの良い尾根が頂上まで続いた。この辺はお気に入りの場所だ。広い頂上に着くと2人の単独登山者がいるだけだった。登ってくるときも数人と会っただけで休日にしては静かだと思っていたら、いきなりツアーの団体さん(25人)が続々と到着して賑わってきた。朝は快晴だったが、次第に雲が多くなり寒くなった。北東の空から黒いあやしげな黒い雲が垂れ込めてきて、いつの間にか頭上を覆った。降らなければいいと願う。昼食を終え、団体さんより早く出発するが、開けた石尾根を下っている時追いつかれた。道を譲ると大方若い人が多く、石ゴロゴロの急坂を軽快に下っていくのを見送った。

 三ノ木戸山の巻き道は左側が深く切れ落ちており、もしここで落ちたらと思うと恐怖心がわく。それに加えて細い道に積もった落ち葉の下に何があるか分からないので通過するまで緊張を強いられた。巻き道が終わったところで、三ノ木戸山の方から男性が下りてきた。4年前に私もTjさんと尾根を通ってきたことがあったが、その方が安全に歩ける気がする。ここから登山道は深くえぐれた窪みに入っていく。でも滑るリスクを思ったらとてもそこを行く気にならず右側の上を通って下って行った。終盤の樹林帯を緩やかに下って行くと、木橋が崩壊した場所があった。右手の滑りそうな踏み跡を下りたが、濡れていたら嫌な所だ。程なくして登山口に降り立ってからは道標を頼りに車道をショートカットしながら奥多摩駅に着いた。ブランクがあったにもかかわらずOkさんのおかげでゆっくり歩くことが出来、自信を失わず歩きとおせて良かった。紅葉は終わっていたが晩秋のそれなりに美しい山を満喫できた。

 

 
 
 

Comments


© 2018 北多摩山の会

bottom of page