初冬の蛭ケ岳・丹沢山・塔ケ岳
日 時:2023年11月26日(日)~27日(月)
参加者:U、E、O、S(L)
行 程:
11月26日(日)曇り後晴れ
藤野駅8:00⇒(タクシー、6200円)釜立林道ゲート(505m)8: 25/8:35…登山口(700m)9:35…青根分岐11:00…八丁坂の分岐11:30…姫次12:00/12:35… 地蔵 平13:35…蛭が岳(1672.6m)14:50 〇蛭ヶ岳山荘泊(8000円-労山割引500円)
〔歩行時間:6時間15分(含休憩)〕
11月27日(月)曇り後晴れ
蛭ヶ岳山荘7:05…棚沢の頭7:58…不動の峰休憩所8:15/8:35…丹沢山(1567.0m) 9:15/9:40…竜が馬場10:00/10:15…日高10:37…塔ノ岳(1490.9m)11:10/11:55…金冷し12 :13…花立山荘12:30/12:42…天神尾根分岐13:10…堀山の家13:28/13:42…駒止茶屋14: 07…一本松14:29…見晴茶屋14:50/15:00…観音茶屋15:25…大倉尾根登山口15:45…大倉バ ス停(291m)15:54/16:22⇒渋沢駅北口16:35
〔歩行時間:8時間50分(含休憩)〕
(1日目)初めて登る蛭ヶ岳、不安と期待が半々だが、ベテランの方々が同行してくださるので 心強い。どうか熊に会いませんように…。釜立林道ゲートでタクシーを降りると、4-5台駐車 していた。この先も舗装道路が続くが、両側の杉林の手入れのための道路で、一般車両は通行 不可。700m地点で道路と別れて釜立沢沿いの登山道に入る。鉄橋や木橋や渡渉で沢を渡り、 920m地点のベンチで一休み。ここから傾斜が強まり、崩壊場所2か所にはロープが張られていた。稜線上の青根分岐(1210m)に着くまで、誰にも会わなかった。稜線に出ると、トレランの 若者たちや登山者と時々行き交う。姫次に近づくにつれ、落葉したカラマツ林で明るい雰囲気 になってきた。姫次はベンチが3つあり園地のよう。青空が広がってきて富士山の頭も眺めら れた。
登山者がだんだん到着してきたが、彼らは焼山登山口7:15着のバスで登ってきた人たち だろう。ここまで5時間もかかるのだ。昼食後、ひと下りしてなだらかな道を進む。地蔵平からは目前に蛭ヶ岳山頂が望めるようになり、この先から木段が現れ、山頂までだんだん急になる木段がずっと続く。周りの景色や赤い実が残る樹々に励まされて登る。やっと蛭ヶ岳山頂に 出ると、青空と富士山と雲海の素晴らしい景色で、疲れが吹き飛んだ。山頂は広々としており、東南西方の眺望を堪能した。我々にあてがわれた山荘2階の特等室?の窓から、正面に富 士山と、夜には満月や星が眺められた。
(2日目)朝食後、6:00頃日の出を見に山頂へ。6:19神々しい日の出と、ピンクに染まってゆく 富士山を見ることが叶った。お天気に恵まれてなんと幸せなことだろう。今朝の気温は5℃だそうで、厳しい寒さではない。7: 05に山荘を出発。木段には薄っすら霜が付いているが地面は乾 いている。
朝は晴れていたのに、ガスに包まれて周囲は真っ白。鬼ヶ岩は、5m位の岩場が2か所あって鎖が付いており、これを登る。不動の峰を過ぎると木道が新しく架け替えられていて、やがて木の香りがする真新しい不動の峰休憩所に着き一休 み。稜線をしばらく歩いた後、丹沢山頂直下の急な木段を登って山頂に到着。だんだん晴れて きて、富士山も見えてきた。みやま山荘の脇の広場にはベンチがたくさんあった。青空が広がる竜が馬場で一休みした後、景色の良い稜線歩き。そしていよいよ塔ノ岳山頂へ急な木段を登 る。山頂では、歩いてきた蛭ヶ岳~丹沢山の山肌が日に当たって良く見えた。昼食後、大倉尾 根を下る。金冷しまでの木段を過ぎるとザレた急坂が花立山荘まで続く。その後は急な石混じりの階段や木段がずっと続き、若者が飛ぶように下ってゆくのを横目に、転ばないようにゆっくり慎重に下る。堀山のまき道が唯一平坦で歩き易い。どんどん下り、一本松の手前から見晴 茶屋までの両側は、カエデが地元の山岳会等により植林されたようで、 赤、黄、緑の紅葉のグラデーションがとても美しい。
ここまで登ってきて紅葉狩りするのも良い所だと思うが、ベンチが無いのが残念。やっと 見晴茶屋に着いたが、ここからも結構長く、予定よりだいぶ遅れたが、 ようやく登山口に着いてホッとした。この下りは、1.4倍位の時間を見 込むべきだったかな。バスの便が多いので安心だ。長い下りだったが、 誰も怪我や足の故障が出なくて良かった。天気にも恵まれて無事に充実 した山行をすることができ、同行の皆様には本当にありがとうございました
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