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大蔵高丸 プチ雪山楽しむ

kitatetu

【 日時 】2025年3月21日(金)

【 場所 】中央沿線・小金沢連嶺・大蔵高丸(1781m)

【 天気 】晴れ

【メンバー】Tz

【 交通 】(自家用車) (往) 国立自宅5:30=八王子IC=大月IC=6:50県道510号(真木小金沢林道)通行止め箇所

 (復) 談合坂SAでの休憩含め約2時間半で帰宅

【 行程 】スタート地点(標高780m)7:10-7:40冬期通行止めゲート-8:30湯の沢峠登山口(林道分岐)-10:10湯ノ沢峠10:22-11:27大蔵高丸12:16-12:59湯ノ沢峠13:03-13:54林道分岐-14:52スタート地点

 

【記録】

2月以来、個人的都合と天気の波がなかなか合わず、漸くこの日出かけられることになって例会で同行者を探したが、こちらも都合が合わず単独で行くことにした。2日前には東京でも雪が降ったことから、近場の山でも雪が踏めると思い、大蔵高丸を選定。

大峠に続く真木川沿いの県道510号は標高780mで通行止め、ここから舗装路を歩く。標高980mには立派なゲートがあって、ここが本来の冬期閉鎖箇所の筈。道路工事の関係で本来の冬期閉鎖地点から下げて通行止めにしていたようだ。標高1220mの湯の沢峠登山口まで舗装路を片道5kmの道のり。道路上雪はあったりなかったりで、融けて流れた水が凍っていて要注意であった。

県道を離れて標高1300mまでは林道、その先山道になってほぼ雪の上となる。登り1名の先行トレースがあり、今朝のものか、前日だろうか。峠までトレースの深さで概ね5~10cm、時々20cm位。トレースがなければ登山道が見えずに迷うと思うところが随所にあり、トレースも本来の登山道を外していると思われるところもあった。

湯の沢峠では、付いてきたトレースは大蔵高丸に続き、北の黒岳方面と西の啓徳院への下山道にはトレースはなかった。峠周りの樹林帯を抜けると、高原状の「お花畑」の見晴らしが良く、その向こうに大蔵高丸の丸い山体が聳えている。このお花畑の区間が積雪多く、脛から時には膝上まで。カンジキを持ってきていて、トレースのおかげで使わなかったが、なければ使っていた。トレースに乗ってもさらに沈む所もあり、ハイペースでは歩けない。鹿よけ柵のゲートが6カ所あり、積雪のためこれらの開閉が難儀だった。スコップもあった方が良かった。

最後の大蔵高丸への登りは、地図ではお花畑から真直ぐ道がついているのに、実際は西(右)へ300mほどトラバースしてその後切り返しながら登っていく。本来は傾斜が緩くなって楽なのだろうが、雪道ではラッセルが長くなってうんざりする。坂が緩くなり、積雪も浅くなって大蔵高丸の山頂に達した。

トレースはハマイバ丸方面に続いていたが、ここまで予定以上に時間を使ったし体力も十分使ったと感じ、終点として少しのんびり過ごした。春霞でクリアーではなかったが、富士山と南アルプスを眺めながら湯を沸かし、カップ麺とコーヒーを楽しんだ。

 帰り道、雪道の下り始めは登りより格段に楽だった。湯ノ沢峠から下になると、気温が上がり雪はグサグサ、雪の下の土もぬかって滑りやすい。県道の舗装路では日影に少し雪が残るのみで、最後は道路工事現場を挨拶もしながら通り抜けて来たが、それまで山の中では誰にも会わなかった。

 

 
 
 

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