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北海道 旭岳・富良野岳

日 時:2023年7月14日(金)~18日(火)

場 所 :北海道 旭岳・富良野岳

参加者:En 他3 

行 程:

7/14(金)羽田空港10:55 ⇒旭川空港12:37/13:54→旭岳キャンプ場14:51…白樺荘

7/15(土)【天候不良により、山行中止】

7/16(日)白樺荘5:15…旭岳ロープウェイ山麓駅5:25/6:00→姿見駅6:10/6:40……

旭岳石室(姿見の池)7:05/7:15 ……旭岳山頂9:15/9:30 ……旭岳石室(姿見の池)11:25/11:30……姿見駅11:45/12:00→山麓駅12:10/13:05→(タクシー)→上富良野前、民泊宝龍14:30 [歩行時間:約5時間(含休憩、撮影)]

7/17(月)上富良野駅6:50→凌雲閣富良野岳登山口 7:35

【天候不良により、山行中止】

凌雲閣富良野岳登山口 13:37→上富良野駅14:20

7/18(火)上富良野駅7:11→旭川駅8:13/8:30→札幌駅9:55/10:11→新千歳空港10:49

     新千歳空港14:10 ⇒羽田空港15:40


 初めての北海道の山へ、と意気込んだものの、天気が定まらず悩ましい日々であった。

計画では、15 日に旭岳、17 日に富良野岳を予定していたが、15 日は午後から雨と風が予想されたので、一日中曇りで風も穏やかな予報の16日に変更した。


7月16日(日) 霧→薄曇り、薄日、一時霧→薄日

日曜日なので、ロープウェイの混雑が予想されるため、早めに宿を出た。おかげで6時の始発に乗ることが出来た。姿見駅周辺は霧で真っ白で薄暗い。朝食を食べているうちに、霧が少し晴れてきたがじっとりしている。念のために雨具を着て出発。石室までは幅広い散策路で、両側がお花畑であるが、帰りにゆっくりと見ることにする。石室に着くころには少し霧が晴れて、姿見の池の向こうに旭岳山頂が時々見えるようになってきた。


雨具を脱ぎ、身軽になって旭岳まで一直線。しばらくはお花畑が広がるが、次第に岩の道に。左側は大きな谷(地獄谷)で、あちこちの噴気孔から噴気が絶え間なく噴き出し、時折硫黄の臭いがする。温泉の元である。道は、岩の道からだんだんと砂礫地となり、傾斜もきつくなり踏ん張りどころである。八合目で少し傾斜が緩む。霧はすっかり晴れて薄曇りとなり薄日も差して、暑くもなく寒くもなく、時折吹く風が心地よい。振り返れば石室が見える。前方には旭岳の鞍部の金庫岩がはっきりと見える。ここからの急坂を登りきると右にニセ金庫岩が見える。左に山頂への道。左に金庫岩を見ながら急登を登り、大雪山の主峰、北海道の最高峰、2290.9mの旭岳山頂に到着した。上空は雲に覆われているが、黒岳方面の縦走路や周りの山々を眺めることが出来た。のんびりしたいところではあるが、天気が急変したら大変なので、下山することにした。


山頂からの下り、金庫岩が良く見える。スフィンクスの顔の様だ。山頂からの急坂を下りきった窪地にキバナシャクナゲが咲いていた。ぼちぼち終わりか。慎重に砂礫地の急坂を下る。日曜日なので、大勢の人が登ってくる。家族連れ、外国人なども多く、ロープウェイで1600mまで行けるので、北海道の人々には身近な山なのだろう。急坂が終わりかけると下の石室と姿見の池がはっきりと見えるようになる。だんだんと岩の道の両側にお花畑が現れる。イワブクロ、エゾマルバシモツケ、イソツツジ、コケモモなどなど。

石室は分厚い石造りで、非常時の緊急避難小屋だそうだ。ここから姿見駅までは、お花畑の散策路。このあたりはチングルマの群落で、山の斜面に白く咲き誇っている。小さなピンク色のエゾツガザクラがかわいい。白いアオノツガザクラ、エゾコザクラ、バイカオウレンなどなど。本州より背が低いナナカマドには赤い実がなっているものもある。


姿見駅12:00のロープウェイで山麓駅に。17日の予定を考慮して、バスの便が悪いのでタクシーで早めに上富良野に移動した。上富良野の町は、ラベンダーの香りに包まれていた。


7月17日(月) 

 朝の出発時、町は曇りであったが、山方面は灰色の低い雲が立ち込めていた。とりあえず、準備をして町営バス(\500)に乗り、凌雲閣富良野岳登山口に向かった。登山口は、濃霧で真っ白、何も見えない。しかも風がある。凌雲閣で休ませてもらい、様子を見ていたが、霧が濃くなったり薄くなったりの繰り返しで、山行中止とした。日帰り温泉でのんびりして、町営バスで戻った。


 前週は晴れて気温が高かったらしいが、天気がはっきりしない5日間であった。しかし、旭岳に登ることが出来たので、一つの目的は果たせたので良かった。高山植物も見頃で、チングルマの群落は見事であった。また、本州では見られない花々も見ることが出来た。富良野岳もお花畑が見事だそうで今後の宿題となった。

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