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真名井沢 ひと時の涼しさを 

日 時 2024年9月15日(日)

場 所 奥多摩 真名井沢

メンバー Se(L)、Ko(Sl)、Sa、Ko

天 候 晴れ

行 程 川井駅 7:01―清東橋行きバス 7:24発 ― 上日向バス停 7:40着

   上日向 7:50 → トリガヤ橋 8:06 →第4堰提上(装備準備)8:30-45→

   P630二股左沢 10:25-10:50→P830二股左沢 12:43 →P900付近13:21→

   登山道合流(装備解除)14:04―14:30 → 登山口16:03 →古里駅 16:08 


天候は秋晴れで朝から日差しが強く、沢の水量も落ち着いており沢日和である。

上日向バス停下車、他3名のパーティも同じ真名井沢で先に行って貰う。真名井林道を川沿いに歩くとトリガヤ橋の二股分岐を右へ進む。沢はすぐ見えるが四つの堰提を越えて行き、3回橋を渡り左斜面から巻いて登るようになるが、水に入ることなく通過できトレースもしっかりしていた。堰提を越えた平な河原、ビバーク地に適すると思える場所で装備準備をする。

 最初は普通の河原歩きといった感じで、沢の水がきれいだが先行パーティが遡行していることもあり、水が濁っていた。途中ワサビ田跡地や石垣の人工物も現れ、昔の足跡を感じながら遡行した。

P630 二股左沢に魚止めの滝5mが現れるが、この滝が本日の核心である。左側の滝部分は登れないので、かなり滑りの強い右壁を登ることになるが、スタンスも悪そうである。

リーダーSeさんのリード、中間支点でハーケンを打ち(後回収)、滝上の木の部分で支点を作る。滝落ち口で肩がらみでビレーお陰でメンバー全員安心して登ることが出来た。

この先も小滝の連続、ミニゴルジュが続くが、一旦釜に入りながら小滝の足のスタンスの良い場所を見つけて登るため、シャワークライムを浴びて結構びしょ濡れであった。 私が事前チェックの遡行図、地形図よりこの先の6m、5mの滝が気になっていた。6mの滝はとても綺麗だが登れないので左側の踏み跡が探して登り滝の上に出た。5mの滝は右側が登れると記載があり、Keさんはリーチを生かして登り、他メンバーは左側が巻いたが、上がった部分がガレており沢に戻るのに若干ヒヤリとした。

真名井沢はやや北西ぎみに走っているが、途中地形図より北方向へ向きが変わる場所があり、その部分だと思われるが左斜面が崩れている場所があった。この付近倒木の中に小滝が続き、小滝の頭上に倒木があったり、倒木をスタンスにして登る箇所もあり、注意を払う必要があった。二股左沢P830地点よりまだ遡行は続き、3条3mの滝を登り、いよいよ小さい二股の枯れ沢を確認、約P900地点ピンクテープを確認できた。

ピンクテープを確認してからは、いよいよ詰めで踏み跡に沿って約60mを登るが倒木を何度か跨ぎ、急斜面とあって濡れた身体に汗が出て体力を奪う。約960等高線付近が若干緩やかになりトラバースしながら歩き続けると平らな斜面で出て、北東に走る尾根に上がるようになる。そこからどうやら尾根に向って下ってしまったようで、一度登り返しをして再びトラバースして14:04登山道に出た。

そこで装備解除をして大休憩を取り、ほっと一息をする。帰路後半の赤杭尾根歩きは、水を吸った沢増備がより重たかったが、ほとんど休憩を取らず軽快に歩き、古里駅に16:08に到着、残念ながら古里駅到着 16:09の電車には間に合わなかった。真名井沢は『沢登りルート100』に初級1級Ⅲと記載がある。入渓地点わかりやすく、沢はとても綺麗で沢山の小滝登攀を楽しめる沢であるが、リーダーの登攀力も求められる沢で今回の行程時間 約8時間20分と体力が必要だった。



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