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花と大展望の白山

日 時:2024年8月1日(木)~3日(土)

場 所: 白山

参加者:Ez(L)、 他8名 

天 候 晴れ     

行 程:

8/1:東京12:24⇒15:17金沢15:50⇒16:01松任 松任ターミナルホテル泊

8/2:松任駅前5:00 →6:35市ノ瀬6:45→6:55別当出合7:30 …8:30中飯場8:45…11:30甚之助避難小屋12:05 …12:55南竜道分岐13:05…14:00エコーライン分岐…15:25弥陀ヶ原…15:50五葉坂…16:40室堂平 白山室堂宿泊         [行動時間:9時間10分(含休憩)]

8/3:白山室堂4:00…4:50御前峰5:25…6:05白山室堂7:35…7:58黒ボコ岩8:05…9:02南竜道分岐9:15…9:45甚之助避難小屋10:00…11:50中飯場12:10…13:15別当出合13:20 →13:40市ノ瀬15:30→17:10松任17:22⇒17:32金沢18:12⇒21:16東京 [行動時間:7時間45分(含休憩)]

 

8月1日(木)晴れ

 猛暑の東京から金沢へ。夏休みとあって、大勢の観光客が行き交っている。IRいしかわ鉄道で松任駅へ。駅から数分の松任ターミナルホテルに宿泊。

 

8月2日(金)快晴

 まだ暗い4時半頃にバス乗り場へ。30人ほどがすでに並んでいる。大きな荷物の学生の団体も。朝日を浴びて田園地帯を走り、遠くに白山連山を眺めながら市ノ瀬へ。マイカーもここまで。マイクロバスに乗り換えて登山口の別当出合(1260m)へ。23℃、48%で爽やか。今日は、砂防新道から黒ボコ岩を経由して室堂平へ、との計画であったが、花が多く見られ、展望も良いエコーライン経由に変更となった。

白山国立公園・別当出合登山口の大きな石碑を通り、「霊峰白山登拝道」の石柱脇の鳥居をくぐり、砂防新道登山口へ進む。まず、長い吊り橋を渡るが、大勢で渡っているので揺れが不規則で飛ばされそうになる。渡り終えしばらく行くと、左に下山専用道の出口があり、登りは真っ直ぐに急な石段を登っていく。左に下山専用道の入口があるところからは、ブナ林の中の穏やかな道となる。所々にしっかりとした道標があり、道も良く整備されている。中飯場には、りっぱなトイレ(洋式、水洗)と、蛇口と流しの水場がある。天気が良く、太陽が燦々と降り注ぎ暑い!!休み休みゆっくりペースで歩く。

しばらく登ると、右に涼しげな水の音が聞こえて不動滝が見える。1時間ほどで別当覗(1730m)。左側に視界が開け、別当は草木が茂って見えないが、遠くに能登半島がうっすらと見える。さらに炎天下の登山道を1時間半ほど登ると、大きな甚之助避難小屋に着く。小屋の中で昼食をとる。ここにもトイレ(和式、水洗)と蛇口と流しの水場がある。

だんだんと木の丈が低くなり日差しが強い。石の急坂を登ること1時間ほどで南竜道分岐(2090m)に。青空を見上げると彩雲が。雲の端が虹色になっている。吉兆の前触れとか。幸先が良さそう。ここから、お花畑のエコーラインのコースへ。

左に回り込んで行くと前方の視界が開け、南竜山荘がある広々とした草地がみえる。左のエコーライン分岐から石畳、石段の坂道を登る。道の両側はお花畑で、最盛期は過ぎたようだがいろいろな花が楽しめる。1時間半ほどで弥陀ヶ原の木道に着き、さらに下って登ったところが、観光新道との分岐の五葉坂(2350m)。御前峰が良く見える。右への木道が終わり、ハイマツやナナカマドの間の急な石段を登り切ると室堂平(2450m)に着く。青空と緑のお花畑が広がっている。御前峰の麓に白山奥宮の祈祷殿がある。夕食後、外に出ると下界は雲海に覆われていて、夕日が雲海に沈んでいった。夜空には満天の星が輝いていた。

8月3日(土)晴れ、霧、曇り、晴れ

 4時に祈祷殿で打ち鳴らされる太鼓を合図に、日の出を見るために、ヘッドランプを点けて御前峰(2702.2m)に登る。神官の方々は袴と草履で軽やかに登っていく。東側の雲海の向こうに、御嶽山、乗鞍岳、槍・穂高連峰が見える。5時1分に日の出を万歳三唱で迎える。素晴らしい展望を楽しみ、山荘に戻る途中にお花畑を散策した。自然に咲くクロユリを初めて見ることが出来た。花びらが2~3cm位と、思いのほか小さかった。

 朝食後、下山する。当初、観光新道を下る計画であったが、最後の別当出合へ下る急坂が荒れているとのことで、黒ボコ岩から砂防新道経由で下ることになった。

 日の出は見えたものの、次第に霧が流れたり薄雲が広がったりで、暑さはなく歩きやすい。室堂平への急な石段も下りはあっという間で、五葉坂を通り過ぎ黒ボコ岩(2326m)の分岐に。大きな岩が二つ、ぼこぼこと鎮座している。まっすぐ行くと観光新道。左の十二曲がりの急坂を慎重に下る。所々に水場があり、斜面から水が流れているので足下が濡れている。急坂を下りきると穏やかな道となり、南竜道分岐に着く。ここからは、昨日登った道をひたすら下る。薄曇りで快適であったが、中飯場あたりから太陽が照りだし暑くなってきた。途中から下山専用道に入り、少し大回りの道であるが緩やかに下り、吊り橋を渡って別当出合に戻った。

 初めての白山であったが、登山道や休憩場所は良く整備されていて、楽しく気持ちよく歩くことが出来た。暑い中、皆様お疲れ様でした。

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