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赤岳 三度目の正直

日 時:2024年8月17日(土)~18日(日)

場 所 :八ヶ岳 赤岳

参加者:Se (L) 他5名

行 程:

8月17日(土) 晴れ時々曇り

八王子駅6:35⇒茅野駅9:23/9:35⇒(タクシー¥12,000)美濃戸口(1490m)10:05/10:17―美濃戸山荘(1720m)(昼食)11:15/11:50―祠13:19―行者小屋(2350m)15:04(泊¥13,700) 〔行動時間:4時間50分(休憩含む)〕

 

8月18日(日) 霧後晴れ

    行者小屋4:45―地蔵の頭6:20―赤岳天望荘(朝食)6:28/7:00―赤岳頂上山荘7:41―赤岳山頂(2899.4m)7:49/8:10―竜頭峰分岐8:22―文三郎尾根分岐9:00―中岳道分岐10:06―行者小屋(昼食)10:15/11:00―祠12:05―美濃戸山荘13:35/13:45―美濃戸口14:35/14:45⇒(バス¥1700)茅野駅15:20

    〔行動時間:9時間50分(休憩含む)〕

 

  1日目(8/17) 前日の大型台風7号の進路によっては山行中止かもと考えたが、進路はだいぶ東寄りになってくれ、中央線の運行にも支障がなく、土日は晴れなので、決行することにした。

当日朝、天気予報を確認すると、両日とも午後から天気が崩れる予報だったので、早めの行動を心掛けた。美濃戸山荘で南沢を下ってきた人から、登山道が問題ないことを聞き、予定通り南沢を行くことにした。

樹林帯の中なので日差しがさえぎられて、暑さも少しましだ。コースの中ほどの古い祠を過ぎて、なおも急坂を登ると次第に傾斜が緩んでくる。橋を5-6箇所渡ると、苔の森が現れて、緑が目に沁みる。白河原と呼ばれる河原に出てしばらく歩くと、正面に横岳が見えてきた。やっと行者小屋に到着。小屋泊の人は意外に少ない。テント泊の人は多いようだった。明日は天気が昼頃から崩れる予報なので、朝食を弁当にして出発を早めることにした。

  2日目(8/18) ヘッドランプを付けて出発。ガスっている。風は無い。急な地蔵尾根を登って、地蔵の頭に出た。遠くの山には雲がかかり眼下には雲海が広がっている。天望荘で休憩させてもらい朝食。天望荘を出ると、ときどきガスが晴れて赤岳山頂が見えてモチベーションが上がる。

登山道に人も多い。北峰の赤岳頂上山荘を経て、南峰の山頂に登頂した。バンザイ!!3度目の正直でやっと登頂できた。風は無い。山頂から下りにかかると、早速、鉄のハシゴが現れ、ここからがいよいよ核心部だ。急な岩稜に鎖が付けられている。

竜頭峰分岐でキレットへ行く道と分かれて、文三郎尾根分岐へは、眼下に見下ろす長い急な岩稜を下る。赤岳はこんなに凄いところだったかしら?かつて若い日には、楽に登っていたように思ったのに。鎖を掴んだり、三点支持で慎重に下って、やっと土の登山道が現れてホッとした。文三郎尾根はマムートの印が付いた階段が整備されていて助かる。階段が無いところはザレているので石車に乗らないよう気を付ける。行者小屋で昼食後、南沢を下る。足元が悪い急坂で、足の疲れもあるのだろう、時間がかかった。山頂から美濃戸山荘まで標高差は約1200m。慎重に下って、やっと美濃戸山荘に到着し、さらに林道を50分歩いて、美濃戸口発14:45発のバスに乗った。「あずさ」の指定席は満席で買えず、行きと同じく各駅で帰京した。心配した天気の崩れは無く、天気に恵まれた山行だった。(了)

 

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