錦秋の笠取山
日 時:2023年10月30日(月)
参加者:Eb(L)、Es、Se、Ok
行 程:高尾駅6:43⇒塩山駅7:49/8:00→(タクシー、\10,500)作場平8:45/9:00…一休坂分岐9:30…笠取小屋10:50/10:55…鴈峠分岐11:10…小さな分水嶺11:13/11:20…笠取山西峰11:47/12:00…笠取山東峰12:20/12:45…水干尾根13:06…水干13:15/13:20…笠取小屋14:00/14:15…ヤブ沢峠14:30…一休坂分岐15:10…作場平15:35/15:45→(タクシー、\10,140)塩山駅16:40/17:20⇒高尾駅18:40 [歩行時間:約6.5時間(含休憩)]
早朝の西の空に満月が輝き、だんだんと明るくなる車窓からは、真っ白な富士山がくっきりと見える。快晴の空、山行が楽しみだ。
塩山駅から登山口の作場平までタクシーで行く。駐車場には数台の車があるが誰もいない。熊鈴をつける。沢の音を聞きながら広くゆるい傾斜の登山道を登って行く。周りの広葉樹林とカラマツ林の紅葉は、盛りを過ぎてはいたが、青空に映えて、十分楽しめる。一休坂分岐から右の一休坂方面へ。急坂注意の表示があったが、穏やかな上り坂で、最後に小さい沢沿いの急坂を登り、笠取小屋の広場に着いた。平日は閑散としている。
板張りの坂道を登ると、草原となり明るい鴈峠分岐に。前方の丘が、「小さな分水嶺」。東側に降った雨は荒川に、西側に降った雨は富士川に、南側に降った雨は、奥多摩湖に貯えられ多摩川になるそうだ。
いよいよ笠取山の直登に。笹原の中を真っすぐに上へ上へと登る。風が無かったので、落ち着いて登ることが出来た。太陽が背中から照り付けるが、今の時期は、さほど気にならない。広い西峰に着いた。素晴らしい眺め。富士山から丹沢、奥多摩あたり、甲武信ヶ岳、南アルプスの山々も。見飽きないが笠取山東峰へ。今までとは変わり、露岩帯を登ったり降りたりして、標高点がある東峰に着いた。狭いが眺望は良いし誰も居ないので昼食に。
東峰から露岩帯を下り、笹原の道に出た。雲取山への道を分け、水干尾根から水干に。「多摩川の源頭、東京湾まで138km」の一滴は確認できなかった。雨が少ないからだろう。笠取山を半周巻いて、もう一度分水嶺に登り、眺望を確かめて、笠取小屋に戻った。
帰りは、ヤブ沢峠経由で下る。広い道で紅葉を楽しみながら歩く。ヤブ沢峠から左に下り、だんだんと右側に沢の音が大きくなり、一休坂分岐に。途中、左の斜面に鹿の群れが。雌鹿と子鹿らしい。じっと、こちらを見ている。熊でなくて良かった。沢に沿って下り作場平に戻った。
晴天に恵まれ、紅葉も楽しむことが出来た。何事も無く、予定通りの楽しい山行でした。
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