雲竜渓谷は来年へ
【日 時】2025.2.21
【場 所】日光 雲竜渓谷
【参加者】T, R, S(L)
【天 気】晴から曇
【行 程 日光駅(タクシー)⇒滝尾神社9:24・・・・雲竜渓谷入口10:15/10:21・・・・日向砂防堰堤10:51/11:26・・・・雲龍渓谷入口ゲート12:40・・・・滝尾神社13:30⇒(タクシー)日光駅
日光雲竜渓谷・茨城袋田の滝の凍結は毎年1月から2月にかけ登山・アウトドア雑誌に案内される場所の一つでもある。ただ雲竜渓谷は一部冬山登山装備が要求される場所から少しハードルが高目かなとも言える。
当初凍結状況から18日を予定したが、天候が思わしくなく21日の取組となった。数日前からの寒波の予報もあり、ぐっと冷え込んだことから氷瀑が期待できそうになった。
JR組(T・S)は宇都宮線と日光線で、ところが宇都宮線が車両にトラブルがあり途中停車、日光線への乗り換え時間が過ぎてしまった。幸い日光線の出発を少し遅らせてくれて乗車できホッとする。一方東武日光線利用のRさんは乗車予定の電車を逃し一本後の乗車となり、少し遅れたが無事日光駅で合流する。

タクシーで滝尾神社まで入りスタートする。ゆるい勾配の車道を登る。所々凍結している場所もあり、早めにチェーンを装着し先を急ぐ。天気も良く汗ばむほどだが時々冷たい風が横切る。両脇の林の中には、所々に積雪も見られ数日前に降ったようにも見える。途中の道路わきには登山者のものとみられる、数台の車が停車していて先行しているようだ。
雲竜渓谷入口ゲートで水分補給と衣類調整する。ここから第10上流砂防堰堤を渡り稲荷川左岸添えの道を歩く雪道、凍結、アスファルト、石ころあり荒れた複雑な登山道を進む。風は冷たいが天気も良く少し汗ばむ、すでに途中戻ってくる単独者もいる。まもなく前方に巨大な日向砂防堰堤が現れる高さが50m程あるらしい。ここは右側の急斜面をロープや木につかまり登りのっこすと広い河原が目の前に現れる。堰堤上脇で小休止、ここから河原に降りるには やや斜め傾斜になった段差のあるコンクリート斜面をトラバース気味に下る。ここでRさんが下降の際チェーンスパイクが引かかり左足で着地し転倒。着地の際に足首をひねったようだ。体勢を立て直し少し歩行を試みたところ外側へのひねりで痛みが出る。歩けそうだとだが、これから先のコースは石の多い河原歩きと、さらにアイゼン歩行もあり、急傾斜地の登下降などがある。更に足の悪化も考えられ無理は禁物と考え登山中止と判断し下山することにした。簡易湿布で応急処置後安全な場所へ下降し、骨折も視野に入れ三角巾で足首固定と薬を服用する。痛みはあるが何とか歩けるとのことから荷を軽くするなどして途中昼食をはさみゆっくりと下山した。
日光駅周辺で医療機関を受診しょうと探したが隣の町今市まで行かないとない、当然薬局もない。痛みはあるが何とか歩行が可能ということから足首を固定するなどして帰京することとなった。翌日医療機関を受診 左足関節外果骨折 左排骨節腱炎と診断、雲竜渓谷は来年へ持ち越しとなった。
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