高芝山 読図講習 なかなか難解コース
日 時 2024年9月7日(土)
場 所 大菩薩 高芝山
メンバー Na(L) Se Su Sn Sy Im
天 気 晴れのち曇り
行 程 柳沢峠駐車場9:38⇒柳沢峠9:40⇒柳沢口9:45/9:48⇒ハンゼノ頭
10:31/10:42⇒三窪10:50⇒柳沢ノ頭10:58/11:05⇒高芝山東峰
12:32/12:33⇒大菩薩峠登山口14;23/14:24⇒大菩薩の湯14:33
しばらくの間、地図読みはしていなかったということで参加することとした。
塩山駅からバスに揺られて柳沢峠まで行き、そこから地図読みの講習開始。ハンゼノ頭までは地図読みの基本的な部分で地図の整置(手元で地図はくるくる回っているが、地形と同じ向き)を意識して進む。地図上の尾根や谷と実際の地形の同一性や等高線の間隔で斜度の緩急を確認する。参加の人たちは、地図に対する意識が高い人たちで、読図には問題ないように感じられた。
当日はガスがでており、展望が良いはずのハンゼノ頭からは何も見えないような状態だった。ここから南下し、その後はルートファインディングする形となる。私が持っている古い山と高原の地図では柳沢ノ頭から高芝山東峰までは破線さえない。現地にいってみると踏み跡はあり、地形的にも行き先を間違える感じではない。
事前配布されていた地図では竹森林道に合流するところが不自然に見え、現地で確認すると林道敷設の際に尾根を削ったことで、この形状となったことが理解できた。林道に合流して右折し、高芝山分岐の入り口を探る。非常に心もとない何も標識のない小道が林道から登るように伸びていた。林道がなければ尾根伝いで来ることができたのだろう。高芝山分岐から先少しの間はやせ尾根で、それを過ぎると高芝山東峰までは広い尾根道を行く。枯れ葉が多いのと、その枯れ葉が雨で流れ、本来の道を隠し、下を見るだけではどこが正しい道なのかはっきりしない。高芝山東峰手前で大きなブナの木が現れた。高芝山東峰には、わかりやすい道標や頂上の印はなく、高芝山東峰と書かれた小さな板切れが木につけられているだけで見過ごしてしまうところだった。
この後、高芝山へは行かず東峰からさらに南下する。山と高原の地図では難路との表示があり、人があまり行かない藪道と思っていたが、下草などはあまり多くはなくその点は助かった。ここからは木に付けられているテープや踏み跡を頼りに進む。地形的に斜度の余りきつくない尾根を下りる。これなら道を誤ることなく下れそうだなと思っていたところ、後方からSuさんに道を確認してとの声がかかり立ち止まった。目の前は今まで歩いてきた道と似たような斜度の尾根が続き、黄色いテープも目の前に確認できる。右手にピンクのテープがあるがその先は急傾斜の尾根が続いている
。右の急傾斜の尾根の先には一見しただけではテープを確認できなかったことから、そこまでは道を間違えたとは思わなかった。確信を持つためGPSで現在の位置を確認して驚いた。地図でいうと林道分岐の近辺。真直ぐ行ってしまうとバス道の方に行ってしまう。ただ、右の尾根には頼りとしていたテープが確認できない。確信を持つため右手の尾根の急斜面を右往左往してテープを探す。程なく離れたところにピンクのテープがあることを発見。こちらに進路をとった。この先は枝尾根もないことから、大菩薩峠登山口まで何とか下りることができた。
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