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執筆者の写真Mikichann

4時間の夏山 白馬岳

2022年8月7-9日

7日 栂池自然園13:10~14:30天狗原~16:00白馬乗鞍岳~16:45白馬大池

8日 白馬大池5:15~7:10小蓮華山~8:05三国境~9:25白馬岳~10:00テン場

9日 テン場5:30~10:20猿倉

M(ひとりぼっち)


何度も計画しては、延期を繰り返した、今年の夏。

北アも北部が太平洋高気圧の縁になりそうな、微妙な天気予報。

ロープウェイもいつの間にか霧の中へ、栂池自然園はガスだらけ。

天狗原ではキンコウカ・ワタスゲが幻想的に揺れている。

ここからが大きな岩から岩へ、一歩一歩足場を選びながら、その上急登となっている。

こんな道が白馬大池まで延々と続く。

白馬大池は気持ちの良いテント場、でも翌朝10時までに撤収しろと---寂しい世界。

翌日は快晴、”飛ぶが如く”を見てから、歩きたいと思っていた稜線を行く。

船越ノ頭から小蓮華山へ続く稜線、遠く日本海も見える、アッとゆう間に歩いていた。

ココから三国境への道が、それ以上に素晴らしい、夏山を歩いていると心から思える。

楽しかった時間もここまで、すぐにガスが上がってきて視界の無い世界。

白馬の頂きも一等点本点を撫ぜるだけ、ここで両足の踵が靴擦れになっているのが判明、

新しい靴だが、3回足慣らしをしていたのに、荷物が重いと歩き方が変わるのか?

ここでテントを張って様子をみることにする。

ガスは晴れず、アルコールの量が増えるだけの時間が過ぎる。

夜半から風が強くなり、2時過ぎにはテントが飛ばされそうな風になる。

夜が明けても風はやまず、寝不足なままテント撤収は困難を極める。

逃げるように大雪渓を目指すが、葱平あたりでようやく雲から外れ、風も収まり、日も差してくる。

筋肉痛で上がらない太腿を嘆きながら、カメさんになり、ノロノロ降る。

十分余裕を見て出発したはずなのに、ギリギリで猿倉のバスに間に合う。

今年の夏はこれで終わるのかな  少し寂しいけれど。



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